海外就職者インタビュー HEAR WORKING EXPERIENCE
土田 紋子さん
11歳からLA在住。縁があり、LAのホテルでのアシスタントマネージャー職からウェディングプランナーへ転身と同時にハワイへ移住。現在はハワイの某ウェディング会社でウェディングプランナーとしてご活躍中。
ハワイでお仕事を始められたきっかけを教えて下さい。
11歳の時に父の都合でLAへ引っ越して以来、ずっとLAに住んでいました。サービス業が好きでしたので、ウェイトレスやホテルでの仕事を続けていましたが、ある時期にふっと「ウェディングプランナーになりたい!」と思い立ち、ホテルの仕事を続けながら週末だけウェディングプランニングの会社で働き始めました。恐らく、ホテルの仕事の中でウェディングプランナーの仕事を見る機会が多かったからというのもありますし、 ウェディングプランナーは色々な場面に対処するため荷物が多いのですが元々私も荷物が多い方で、何と言うか、とにかく共通点が多くて天職だと感じたんですね。
Hawaiiマネージャー須見対談
しばらくして、ハワイにある関連会社の社長さんとお話する機会があり、会話の流れでハワイで1年間トレーニングしてみない?と言われ何の迷いも無くホテルの仕事を辞め、約1ヶ月で荷物をまとめて来てしまいました。丁度その頃車のリースが終わったり、見るもの聞くもの全てがハワイにつながっていたりで、私の中で全ての流れがハワイへ来ている感じでしたね。それにハワイには友人もいて、以前は毎年来ていましたので比較的スムーズに全てが進みました。
もうそれは完全にハワイへ来る運命だったんじゃないですか(笑)!では、お仕事内容を教えて頂けますか?
衣装や教会、ケータリングの手配、ご結婚されるカップルだけでなく親族の方や招待客の要望に応対し、その他皆さんの様子を見ながら挙式がうまく進むように気を配ります。 これだけしていればいいという仕事ではないのでやることは無限大です。花嫁さんは特に式前はナーバスになるのでフォローが重要ですね。ウェディングプランナーは究極のサービス業だと思っています!ウェディング以外では撮影のため島中を周ったり、日本からのお客様のお問い合わせ対応をしたりと忙しいですが遣り甲斐があり、毎日楽しく仕事をしています。
沢山のウェディングを見てこられた土田さんですが、ご自身で挙式されるとしたらどんな感じにしたいですか?
華やかな挙式も勿論良いのですが、色々な物を見れば見るほど自分は意外とシンプルな物が好きだなぁと最近思います。余計なものは省いて、主役の二人がいて、後は家族や近しい友人がいてくれれば後は本当にシンプルにしたいと思っています。
ハワイのどんなところが好きですか?
自然がとても綺麗で、特に虹が好きです。LAに住んでいた頃は家から目的地までほぼ車での移動で、歩くのは犬の散歩位、しかも義務感で散歩していましたが、ハワイは散歩したくなる土地ですね。何気ない場所が絵になるので、よくカメラを持って散歩に出ます。今度はノースショアで見られると言われている、ムーンボウ(満月の時に夜に出る虹)を見に行きたいと思っています。
後は人がとても温かいと感じます。LAは日本で言うと大阪のようで、NYよりはフレンドリーで暖かい感じですが、ハワイはその上を行く温かさですね。楽園のイメージは来る前も後も変わりませんでした。
海外で生活したいと思っている方へのアドバイスをお願いします!
情報だけで知った気にならず、実行に移すことが大事ですね。何事もやってみなければわかりません。外に出て環境が変わる事で、それまで持っていた価値観が大きく変わり、視野も広がります。日本を外から見ることで、日本人としての自分を再確認出来るのではないでしょうか。
今後の目標をお聞かせください。
日本の方に安心してハワイで挙式して頂けるようにウェディングプランナーとしての仕事を極めていきたいと思っています。趣味で写真を勉強しているので、エンゲージメントフォトを撮ってプレゼント出来るようになりたいですね。(土田さんはお休みの日も写真の勉強のため修行中だそうです!)
本当に楽しんでお仕事されている土田さん。インタビュー中も終始笑顔で対応して頂きました。そのせいか、色々なところに話が飛んでしまいましたが・・・(笑)。デジタル一眼レフを持った姿なんてかっこよかったですね。早く土田さんが撮られた新郎新婦の写真を見たいですね。きっと皆さん最高の笑顔だと思います!これからもウェディングプランナーとしてのご活躍を期待しています。ありがとうございました!