海外就職 体験談 Hannah Onoさん WEB関係 WEBディレクター

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海外就職者インタビュー HEAR WORKING EXPERIENCE

Hannah Ono

Hannah Onoさん

99年に渡米し、サンフランシスコにてコンピューターグラフィックを学ぶ。2年半の留学の後、日本に帰国し、空間プロデュースを主とするイベント会社に入社。後に、株式会社サイバーエージェントへ転職。2年半の勤務の後、退職し07年8月渡米。ロサンゼルスのロジカルエクステンションズに入社し、 WEBディレクターとして活躍中。

〜日系企業のWebビジネスを少しでも底上げできる手助けができれば…。
楽しいことは、人との出会いです。〜

アメリカにきたきっかけをお聞かせください。

アメリカにきたきっかけをお聞かせください。

学生時代、イギリスに短期留学をしたのがきっかけで海外に興味を持ちました。漠然と海外に行きたいな、と思っていたのですが、単純に語学留学だけではなくプラスアルファーで何かを身につけたいと思い、当時インターネットが流行り始めた頃というのもあり、シリコンバレーの近いサンフランシスコへコンピューターグラフィックの勉強をしに行きました。英語学校にいきながら専門技術の学校に飛び込んでしまったので、最初はとても苦労しました。留学を終えてからは日本で働きたい気持ちが強く、一旦帰国しました。様々な出会いと経験を積むうちに再度アメリカでも働いてみたい。という気持ちが強くなりました。特にサイバーエージェントではチャレンジ精神の旺盛な優秀な同僚がたくさん居ましたので、そういう刺激を受ける事で、再度アメリカでチャレンジしようと考える事ができました。年齢を重ねるごとに腰が重くなっていきますので、アメリカで働くという決断をするのは簡単ではなかったですが、一度決めたら早かったですね。

ロジカルエクステンションズに入られたきっかけをお聞かせ下さい。

ロジカルエクステンションズに入られたきっかけをお聞かせ下さい。

アメリカで働くためにインターンの斡旋会社に登録をしました。そこで何社か候補をいただいたのですが、ロジカルエクステンションズは自分がやりたいことができそうだと思いましたので、決めました。LAの日系企業は、比較的WEBへの取り組みが弱いという印象がありますが、ロジカルエクステンションズは、新しい事を取り込み、 そしてこれから先の展望もしっかりしているように感じ決断しました。

ロジカルエクステンションズの社風をお聞かせください。

いい意味で自由な会社だと思います。社長自身が自由な人ですし、LAという土地柄もあると思いますが。やりたいことを提案すれば、それをやらせてもらえる会社です。また、社員それぞれの個人の能力が高いのでチームプレーではなく「能力の高い個人の集まり」、という感じです。

お仕事の内容をお聞かせください。

主に米国を拠点としている日系企業のWEBサイトの活用、活性化です。WEBサイトを持っているにもかかわらず、うまく収益化ができていない企業に対してより効果的なプロモーションなどを提案します。サイトだけを制作するのではなく、その後のプロモーションまで一緒に考え提案するのが私の仕事です。 Web業界は常に変化しているため、何が正解なのか悩んでいますし、簡単には解決方法が出ない仕事ですが、日系企業のWebビジネスを少しでも底上げできる手助けができればと思っています。

アメリカにこられて苦労したこと、それから逆に楽しかったことは何でしょうか?

苦労したこと、それから逆に楽しかったことは何でしょうか?

苦労は、やはり車社会に慣れるのが大変だったということでしょうか。LAが車社会というのはもちろん知っていましたが、ここまで交通機関が発達してないという事に戸惑いました。日本では毎日満員電車でストレスフルでしたので、車通勤にはあこがれていましたが、実際にこの広いロサンゼルスで車生活を送るのには苦労しましたね。それから英語ですね。これは今でも苦労していますが、電話対応などの取り次ぎなどヒアリングが難しく、また自分がいいたいことが伝えられない、ということが多かったです。 楽しいことは、人との出会いです。日本ではなかなか出会えない人に会うことができます。アメリカで何かを成し遂げようと、強い意志を持ってきている人との出会いも沢山あって刺激になります。私は海外留学と就労を両方経験していますが、やはり海外で働く、というのは特別だと思います。働く厳しさを体験しながら、人との出会いや海外生活を楽しめるという意味で、留学とはまた違った手ごたえがあります。

お仕事のやりがいは何でしょうか?

サイトを制作してお客様が望んでいる形を再現できたときですね。また仕事で繋がっていく人との出会いは楽しいですね。日本ではなかなか実現できないような事も、繋がり方によってあっという間に実現していく流れは面白いと感じます。Web業界は特に横の繋がりが多いのかもしれませんが。またLAの自由な空気が、日本ではストレスに感じていたことを、もっと肩の力を抜いて考えられるようにしてくれますし、自由で新しい発想を与えてくれます。

私生活ではどのように過ごされていますか?

映画が好きなので、映画を観ることが多いです。それから最近はカフェ探しも好きです。よう日本にいた頃からカフェ巡りが好きで友人と歩きまわっていました。来た当初は土地勘も無く探す事も出来ませんでしたが、住んでみると素敵なカフェが多く楽しいです。最近はコリアンタウンにあるカフェがお気に入りです。ポイントは夜中までやっていて、そしてカフェオレなど通常お代わり自由でないものまでできるんです。(笑)

今後のキャリアの展望をお聞かせください。

アイデア次第でビジネスになるものが身近に色々ある。考え方次第という視点をこの会社で学んだように思います。そういうビジネス視点を吸収して、将来的には自分で何か面白い事が出来たらいいなぁと思っています。

インタビューアーコメント

インタビューアーコメント

物腰はともて穏やかでやさしい方ですが、しっかりとした将来の展望や、仕事に対する情熱を持っていらっしゃいました。時代の先端を行くビジネスの中で、更に新しいものを追求しようとする探究心に感銘しました。お忙しい中、ありがとうございます。

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