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高嶋 顕温

高嶋 顕温さん Takaharu Takashima

中学卒業後、88年なんばデザイナー学院専門学校に入学。3年間の高等課程において、デザイン基礎やデッサン等を学び、その後2年間の専門課程においてビジュアルデザインを専攻。映像、グラフィックデザイン等を学ぶ。同学院を卒業後、デザインプロダクションに就職し、グラフィックデザイナーとしてポスターやパンフレット等の作成に携わる。2年間の勤務を経て同社を退社し、カメラスタジオのデザイン部へチーフデザイナーとして転職。大手広告代理店の下請けとして、グラフィックデザイン制作の傍ら、スタジオ撮影やCMスチール撮りなど、写真をメインに扱う仕事も経験。3年後の25歳の時に広告代理店に転職、アートディレクターとして勤務。印刷媒体を手掛ける一方、ウェブ制作やTV番組の制作にも携わる。7年間勤務の後、退社し、渡米。現在、フリーペーパーのWeekly LALALA にてProduction部門のチームリーダーとして活躍中。

〜楽しんでもらうためのLALALAですから、作る私たちが楽しくなくてはいけません。 仕事が楽しければ、生活が楽しくなる!〜

日本でキャリアを積んでいた最中に渡米したきっかけは何でしたか?

渡米したきっかけは何でしたか?

当時は広告代理店に勤めていましたが、とにかく仕事が忙しくて。子供が産まれた時も徹夜で仕事でしたからね。徹夜明けに、会社のデザインチームのメンバー皆で産まれた子供に会いに行ったんですよ(笑)。仕事ばかりであまりにも自 分の時間がなかったため、家族との時間をもっと大事にしたい、と思っていました。当時、マンションを購入しようと考えていて、その頭金を用意していました。そのときに、ふと「この頭金でアメリカにでも行くか!」と思ったのです。これ まで働き詰めでしたので、マンションを買ってしまったらまた仕事に追われてしまうのでは、という懸念と、奥さんの「2年ほど仕事を忘れて、アメリカにでも行く?」との一言で、とりあえず家族を連れて渡米しました。

渡米されてからWeekly LALALAに入社することになった経緯をお聞かせください。

Weekly LALALAに入社することになった経緯

渡米した当初は、語学学校に通いながら家族でゆっくりと過ごしました。そのうち子供もアメリカの生活に馴染み始めたので、このままアメリカに住もうかな、と。なにしろロサンゼルスは天気が良いですからね(笑)。そんな時に、Weekly LALALAの求人を見つけたのが入社のきっかけです。33歳の頃です。 LALALAに入社した当時は、会社が拡大している真っ最中だったので、皆深夜まで仕事していましたし、とてもバタバタしている会社でした。そこで、今までの経験から、 プロジェクトやスケジュール管理の方法を提案し、効率よく会社全体の業務がまわるようなシステムの見直しから始めました。

お仕事の内容について教えてください。

Weekly LALALAを作ることです。プロダクション(制作)部門は、全部で6人のチームです。うち3人が編集ライター、他の3人がMacで実際に誌面を作っていきます。私はそのチームをまとめる役になります。 LALALAは毎週金曜日発行ですから、常に「発行日」、つまりLALALAが世に出て行く金曜日を目指して動いています。弊社では、この発行日から逆算して動くようにしています。例えば、金曜:発行日→木曜:デリバリー(配達)→水曜:印刷→火曜:印刷用データ作成→月曜:記事を組む、といった具合に。弊社は、他に営業、経理、イベント担当などを含めて、合計15人になります。チームリーダーとしては、常にチームの皆が楽しく働ける環境を作ることに気を使っています。読者の方に楽しんでもらうためのLALALAですから、作る私たちが楽しくなくてはいけませんからね。かといって馴れ合いもダメですから、緊張感がありながらもワイワイ作ることができる環境にすることが僕の仕事だと思っています。 。

アメリカと日本で、働く上での違い(環境面やメンタル面など)はどんなことでしょうか?

来た当初は、「ルーズな国だぁ」と思いましたね(笑)。日本では考えられないようなクオリティで印刷物が出ていました。色がくすんでいたり、線がにじんでいたり、デザイナー泣かせですね。メンタル面では、週刊発行のサイクルに慣れてしまえば、時間がうまく使えると思います。それと、僕にとっては、常に天気が良いのはメンタル面では大きいですね(笑)。社内は日本人スタッフばかりですので、文化的にはあまり違いはないです。アメリカは祝日が少ないなぁとは思いますが・・・(笑)。

LALALAで働く人材として求められる要素は何でしょうか?

LALALAで働く人材として求められる要素は何でしょうか?

好奇心が旺盛なことと、常に楽しいことを探している人、だと思います。特にLALALAを作るには、「何か楽しいことはないかなぁ」と常にアンテナを張っていることが必要ですね。アンテナを張るということでは、情報は積極的に取りにいかないとダメですね。いま何が流行っているのか、どういうニュースに話題性があるのか。スポーツ、音楽、時事、映画など、常にいろんなジャンルに関心を 持つ事ですね。それから、情報を発信するという業種柄、主観的な目線と、客観的な目線の両方を持つということも大切ですね。

お仕事のやりがいと苦労についてお聞かせください。

やりがいは、やっぱり自分が作ったものが世の中に出て行く、ということですね。街角でLALALAを誰かが手にとってくれていると嬉しいですね。また、LALALAは、やりたいことをやらせてもらえるので、そこが面白いです。新人 社員やベテランスタッフ関係なく、ページ構成や特集記事も自由に提案しあい、面白そうなら、「よし、やってみよう!」と。アニメエキスポだったり、釣りだったり、グルメだったり、なんでも楽しいことに飛びついて記事にでき るのは、魅力だと思います。苦労したことは、そうですね…、自分ではあまり感じない方だとは思いますが…。以前、「アメリカで家を買おう」という特集記事を組んだのですが、専門的なテーマだったので大変でした。専門家や不動 産屋さんに情報の確認を取ったり。世に出て、多くの方に読んでいただくものですから、その情報が正確かどうか、ということには気を使いますね。

プライベートはどんなことをして過ごされますか?

子供と遊ぶ時以外は、大体はごろごろしていますね(笑)。元々アメリカのスポーツが好きだったので、こっちで身近に触れられて楽しいです。メジャーリーグやアメフトを 観ながらカウチでゆっくりするのがいいですね。こっちのカウチはでかいですからね。

今後のキャリアの展望をお聞かせください。

LALALAをより楽しくすることです。何か楽しいものはないか、いま何が流行っているのか、もっと追求したいですね。仕事が楽しければ、生活が楽しくなりますから。あんまり自分で独立したいとか、ガツガツした感じはなくて、 毎日が穏やかで楽しく過ごせればいいかなぁと思っているんですよね。

インタビューアーコメント

インタビューアーコメント

LALALAを作るプロダクションチームのリーダーとして、責任のあるお仕事をパワフルにこなされている高嶋さんですが、実際にお会いしてお話していると、肩に力が入っていなくて、とても自然体な方なのです。高嶋さんの人柄で、「楽しいけれどもやる時はやる」という職場環境ができてい るのだと思いました。今後も、毎週Weekly LALALAを楽しみにしています!お忙しいところありがとうございました。

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