海外就職者インタビュー HEAR WORKING EXPERIENCE
北村 謙介さん Kensuke Kitamura
高校卒業後、お父さんがグリーンカードを取得したため、息子である謙介さんもグリーンカードを取得。お父さんの単身赴任先であったハワイの大学へ行くことを決意し、2003年5月に渡米。ハワイパシフィック大学に入学し、三年で卒業。卒業後大学在学中にアルバイトしていた、 日本人向けウェディング会社、HANA KIKAKUへ入社。
謙介さんは19歳という年齢でハワイに来られました。すぐに生活にはなれたのでしょうか?
来たばかりの頃は言葉の壁がつらかったです。それから、僕は生まれて初めての一人暮らしがハワイだったので、家を借りたり、電気や電話を開設などの契約や手続きが初めてで、しかも英語でのやりとりだったので大変でした。
謙介さんはどのようにして英語を勉強しましたか。
学校でもプライベートでもなるべく日本人といないようにしました。あとは大学の三年間ずっと、日本人の全くいない青年商工会議所に入ってクラブ活動をしていました。
そこでのスピーチコンテストで1位を取り、それが自身につながって、英語に自信を持つことができました。今では、周りから自分はローカルの人だと思われるようになりました(笑)。
謙介さんのお仕事内容を教えてください。
大手ウェディング会社の下請けとして、結婚式の手配全般業務が業務です。 具体的には、式にあわせて、教会・シンガー・リムジン・カメラマンの手配をします。FAXを確認して、全てのスケジュールを確認し、その後、リムジン、牧師、シンガーにスケジュール確認の連絡をします。
ハワイで実際に働かれて、大変だなと思ったことはどんなことですか。
給料が安くて物価が高い。日本では、就職をすればその会社だけで働きますが、ハワイは給料が安くて物価が高いため、当たり前に2つ、3つ仕事をしている人が多いですね。 そうしないとハワイでの生活は厳しいんです。
やっぱり自分の作った記事で反響が出ると嬉しいですよね。お客さんから、「今月何枚クーポン集まったよ!ありがとう!」と言われると本当にやってて良かったと感じます。
では、ハワイの良いところはどこだと思いますか?
まずは気候が最高です。そして、こんな暖かい気候なので、ハワイに住む人たちもすごく明るくフレンドリーです。そして、生活をするということだけで いえば日本語だけでOKですし、日本食も手に入りやすいので、日本人にとっては最高の環境だと思います。仕事の合間に、サーフィンに行ったり、 お茶しにいったり、日本では考えられない環境ですよね。
謙介さんの今後の目標を聞かせてください。
メインランドに移住するのでそこで大学院に行き、MBAを取得する予定です。MBA取得後は、具体的にまだどんな仕事につくかは決めてないですが、今よりももっと大きな仕事に就きたいと思っています。
ありがとうございます。最後にハワイで仕事を探している方にメッセージをお願いします。
ハワイは差別が無く、日本の文化がたくさんあるので、日本人にとって住みやすい場所です。ただ、ハワイだからといって、英語は必要です。本気でハワイで働きたいと思っているのであれば、何 よりも英語を身につける努力をしてください。また、一人でもいいから頼れる人、緊急時に助けてくれる人をハワイで作る事。日本にいる家族や友人は緊急時にすぐに助けることは無理なので。あと細かいことですが、それからこっちは家や携帯電話の契約が一年契約だったり二年契約だったりして、途中で解約すると違約金が取れれます。何かを契約するときは人に聞いたりして充分に注意してください。
HANA KIKAKU, INC.
444 Hobron Ln. P-16, Honolulu, HI 96815
(808) 947-4072