海外就職 体験談 松浦 恵子さん 人材関係 マネージャー

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松浦 恵子

松浦 恵子 さん Keiko Matsuura

東京の短大を卒業後、外資系大手通信会社に4年間勤務した後に渡米。メリーランド州の4年制大学に編入し、ビジネスを専攻。大学卒業後、 アクタスコンサルティングに入社。アクタスNY本社勤務を経て、LA支店立ち上げ時の転勤し、LAブランチマネージャーとして活躍。

「人は人によって磨かれる。何に対しても、常にオープンであること。」

松浦さんがアメリカに来られたきっかけをお聞かせください

アメリカに来られたキッカケを教えて下さい

日本で外資系企業に勤務していた際、アメリカ人の女性上司と、日本人の男性上司の考え方や仕事の仕方が違い、率直に興味を持ち、アメリカでビジネスを学んでみたいと思うようになりました。また、語学力をアップしたいと考えたことも 留学のきっかけです。決意してからはあっという間で、1年後には留学をしていました。「思い立ったら、とりあえずやってみよう!」という性格だと思います。

アクタスコンサルティングへ入られたきっかけをお聞かせください。

大学を卒業後仕事を探していましたが、ビザの問題などで簡単ではありませんでした。そこで、いくつかの人材紹介会社に登録してコンサルタントの方に相談をしましたが、なかなかピンとくる会社が見つかりませんでした。そんな時にア クタスからオファーをもらい、入社することになりました。働いている方を見て一緒にやってみたいと思ったからです。様々な業界や場の方に会うことができ、普通に生活をしていたら会えない方々と話ができることが、この仕事の醍醐味です。

日本でのお仕事経験もある松浦さんですが、日本とアメリカで働く上での違いは何でしょうか?

日本とアメリカで働く上での違いは何でしょうか?

”働く”ということについて言えば、日本でもアメリカでも、そんなに違いがあるようには思いません。最近は日本でも外資系が多く進出していますし。ただし生活の面では全く違うと思います。日本では全てが揃っていて便利ですが、アメリカでは自分でやらなければならないことも多く、そういった苦労は伴います。また、日本では暗黙のルールやマナーがあったりしますよね、いわゆる「あうんの呼吸」みたいなものが。でも、他民族国家のアメリカでは、共通点は一切ありませんので、「いわなくてもわかってほしい」ということは通用しないと思います。良くも悪くも、自分の責任の下、何でもできてしまうのもアメリカだと思います。

松浦さんにとってアクタスコンサルティングとはどんな会社でしょうか?

アクタスは全体で20名弱の社員で成り立っている小規模の会社です。大きな会社と違って、いろんなことを自分でやらなければなりませんが、その分仕事の手ごたえが大きいですし、いい緊張感を保つことができます。また、意思決定や、新しいことを進めるスピードがとても速いです。そして、社長含め社員の個性がとても豊かで、いつもいい刺激を受けています。まるで「動物園」のようです(笑)企業も登録者の方も千差万別ですから、1つのカラーに染まらないフレキシブルな目を持つにはとてもいい環境だと思います。

アクタスコンサルティングで働く人材として求められる要素は何でしょうか?

働く人材として求められる要素は何でしょうか?

オープンであること、そして柔軟であること。私たちはあらゆる業種の企業と、年齢も経歴も違う登録者の方々を結びつけるわけですから、まずは自分が人に対してオープンであることが求められると思います。そして、双方の要望に柔軟に対応できることも求められます。「人は人によって磨かれる」と私は常に思っておりますが、そのためには自分がいつもオープンでいなければいけないと思います。自分のバイアスを取っ払って、客観的な目を持つことを心がけています。

松浦さんがお仕事をされていてよかったと思う瞬間はどんな時でしょうか?

ビザの面も含めて、日本人がアメリカで働くということは非常に難しいと思います。そんな中でも、アメリカで働ける人は、人を引きつけるパッションがあること、アメリカ人以上の特別スキルや手に職を持っている人 (コンピュータープログラミング、アートデザイン系、CADなど)で有れば、採用チャンスは更に広がると思います。米系につとめるので有れば、英語がそれほどできなくても、上記特別スキルがあればチャンスはあります。 人並みのクオリフィケーションで、英語力もさほど無いという人には米系企業での就職はまず無いと思います。

松浦さんの今後のキャリアの展望をお聞かせください。

まずは、目の前の目標として、ロサンゼルス支店のプロフィットを出したいです。今後もコンサルタントのお仕事は続けていきたいです。自分自身が成長できるお仕事ですから。コンサルタントとして更に成長していくために、働きながら大学院で勉強をしたい、という気持ちもあります。

松浦さんのプライベートでの趣味や好きなことをお聞かせください。

ロサンゼルスに来てから始めたゴルフです。最近は毎週末のようにコースをまわっています。誰のせいにもできないスポーツですので、精神的に強くなれますし。ゴルフの他にも、テニス、ヨガ、ソフトボール、ビーチでのサイクリングなどスポーツは大好きです。アウトドアはLAに限りますよね!また、読書や美術館、コンサートホールへ行くのも好きです。何事も本物に触れるというのはいい刺激になります。

これからアメリカへ来られる方々に向けて一言お願いします。

一言お願いします。

「Open your mind」目的や目標も持たずにただ飛び込むのではなく、アメリカで何がやりたいのかを具体化して、一歩一歩進んでいってください。いろいろなことに目を向けながら、自分の目標に向かって進んでいくと何か面白いチャンスが訪れると思います。

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