ACO利用者の声 COMMENT OF ACO CUSTOMER
秋山 優佳さん Yuka Akiyama
山梨県出身。両親の仕事の都合により小学校3年生から大学卒業までをアメリカ・カリフォルニア州にて過ごす。卒業後は日本へ帰国し、システム監査人コンサルタントとして外資系会社へ就職。もう一度アメリカで生活したいと強く思い2009年1月J-1ビザを取得し大手日系出版会社の海外教育研修事業部 Lighthouse Career Encourageの一員として勤務。
アメリカに戻られたいと思われたきっかけは何ですか。
私は学生生活の15年間をアメリカにて過ごしましましたが、大学卒業後はバイリンガル向けのジョブフェアで内定を頂いた、東京にある日系IT企業に就職しました。職歴の全くなかった私に新しい企画を挑戦させて下さったり、システム開発について一から学ぶ機会を頂いたり、貴重な経験をしました。社会人2年目で監査法人(グローバルファーム)に転職し、外資系クライアントを相手に英語を使う環境で勤務をしました。米国公認情報システム監査人(CISA)の資格を取得するサポートもして頂き、3年間仕事上で色々な経験をさせて頂きました。しかし友人の存在やアメリカとの生活環境が違う事を感じており、アメリカでは学生だけでしたので、いつか社会人として就職できればいいなと思っていました。180度ガラっと気持ちを変えて自分のキャリアアップの為に冒険したいという意思が固まり、チャレンジしてみることにしました。
こちらに来られた当初に苦労された事は?
小学校2年生までは日本で普通に学校に通っていましたので、英語なんて全く知識としてありませんでした。それが親の都合により3年生になる時に渡米となり、突然現地校へ入学する事になったのです。よく子供の頃は大人になって英語を習得するよりは慣れるのは早いと言いますが、言葉が理解できずにクラスメートと遊ぶ事もできず教室に1人でいることもありましたし、辛い体験も経験しました。授業で読まれる小説は事前に英語と日本語の両方を読み、理解してから授業に参加する努力をしていた時期もありました。そのおかげで、当初の数年は同年代の子と同じクラスには入れなかったのですが、中学生になる頃には同レベルでの授業を受けるまでに英語を身に付けていました。
現在の業務内容を教えて下さい。
キャンパスリクルーター/インターンコーディネーターとして日本の大学生や専門学生アメリカでの企業インターンシッププログラムの手配業務を行っています。主な業務としては、学生が滞在するホストファミリーの選定、研修先への学生紹介、新規研修企業の開拓です。最近では光栄ながら日本の大学の単位に認定されるプログラムになっていますので、より多くの学生に短期間でもアメリカに滞在して現地の生活を肌で感じ、グローバルな視点を持ってもらえればという思いで幅広いジャンルでの企業開拓や準備を行っています。
ACOを利用された感想は?
現地のローカル会社へ自から進んで履歴書を送付していたのですが、外国人である事に加え就労可能なビザを持っていなかったので、相手にされず厳しさを目の当りにしました。そんな時ランダムにインターネットで検索しているとACOさんは私が希望する地域ロサンゼルスでの求人情報が多く掲載されておりカウンセリング終了後あっという間に現在の企業に採用を頂きました。
日々心がけている事はありますか?
クライアントが学生ですので、日本の学生の休み(春・夏・冬)が繁忙期となり集中して日本から企業インターンシップに参加されます。繁忙期は黙っていても仕事が振ってくる状態ですが、日々落ち着いている業務の中でも自分から仕事を見つけて、新しいプロジェクトの準備をしたりして常にペース維持して仕事をこなすように心がけています。
お仕事以外の時間は何をしていますか?
昔から体を動かすことが好でして高校時代にはアメリカの高校フットボールクラブのチアリーダーに所属していました。大学ではヒップホップチームに入り、社会人になってからもヒップホップダンスを平日や休日に練習して自分の趣味の時間を楽しんでいます。趣味ではないのですが、5年間日本で忙しく過ごしていた事もあり、久しぶりにカリフォルニアへ戻りゆったりした時の流れを過ごしています。
キャンパスリクルーターとして仕事のやりがいはどうでしょうか?
大人社会の中で経験することにより若い学生の方は一段と伸びが早く、短期間で英語の習得は困難ですが個人の意思を主張できるようになっています。例えば渡米当初は発言できずに誰かが質問するのを待っていた状態だった学生が、研修終了後には自分の意見をまとめてスピーチを行えるまでに成長している姿を見た時は、本当に嬉しく思います。社会経験のない学生の方とやりとりをするのは私にとって初めての経験であり、なぜ挨拶ひとつにしてもできないのだろうと、当初は学生を厳しい目で見てしまう自分がいましたが、同目線で応対していく事によりに忘れていた基本的なアメリカ生活を思い出させてくれ、学ぶ事も多くあります。
海外就職を目指している人にアドバイスをお願いします。
カウンセリング終了後、ビザ取得のプロセスを見た時に、提出書類や大使館での面接など長い道程で諦めてしまう方が多いかもしれません。途中で挫けそうになる事は多数あるとは思いますがただ、アメリカで働きたいと思う気持ちがあればやるべきだとは思います。私はやらずに後悔するより、何でもやって後悔した方がいいと思う性格ですので、悩んでいる方にはぜひ『一歩前へ!』進んで頂きたいと思います。
インタビュー中でも終始落ち着いた雰囲気が感じられた秋山さんから「ダンスをしています。」と聞いた時は驚きましたが、仕事にプライベートに充実した時間を過ごされているようでした。ダンスはパフォーマンスがある際にはぜひ見学に行きたいと思います。秋山さん、これからもアメリカに来る初々しい学生たちのお姉さん的存在として頑張って下さいね!
Lighthouse Career Encourage
2958 Columbia street
Torrance, CA 90503
Tel:310-782-6927
www.lce-edu.com