海外社長インタビュー 美容関係 Ho'o Malama Shin-TAOさん

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海外社長インタビュー INTERVIEW WITH PRESIDENT

Shin-TAO

Ho'o Malama主催/ISBE Director of Education Shin-TAOさん

東京出身。1988年に交通事故に遭い、リフレキソロジストの名士から治療を受けて大きく感銘し、同年からリフレキソロジーを学び始める。多国のリフレキソロジーを学び、研究を続けながら1993年に渡米。1995年にはサンタフェにあるマッサージの名門校「The New Mexico Academy of Healing Arts」を卒業。翌年からはアメリカと日本で講習やワークショップを教え始め、1999年末にロミロミを求めハワイに移住。 2000年初頭にはスパの先駆者「ハイアットリージェンシー、ナホオラスパ」で働きながら、カスタマーサービスを学び、ハイアットで名誉あるホオハノハノ賞を3年間続けて受賞する等、名声を高める。オバマ大統領はじめ世界中のセレブ、政治家、スポーツ選手から根強い人気を持つ。現在は専門学校、カレッジの講師として後進の育成に取り組みながら、世界中から集まった健康、美容のエキスパートと共に『Malama Hawaii』を結成し、ヒーリングテクニック等を広く世界に提供。

トップセラピストとして第一線でご活躍のShin先生は長く海外にもお住みですが、ハワイに来られて大変だったことはおありですか?

メインランドとの違いに最初は戸惑いましたね。New Mexico州からハワイに移ってきたのですが、ハワイは想像以上に「日本的な考え」が通用していて驚きました。「郷に入っては郷に従え」と言いますが、アジャストするのに少し時間がかかりました。

お仕事の面ではいかがですか?

お仕事の面ではいかがですか?

ハワイは狭い所ですし、日系コミュニティも狭い。メインランドは広いしネットワーキングが活発ですが、ハワイではそうはいきません。つい視野が狭くなってしまうので、それでは良くない。もちろんコミュニティは大切にしなければなりませんが、そこだけに留まらず視野を大きく持つ必要がある。そうでなければ仕事の枠も広がらないと思いますね。そういう自分もなかなか視野を大きくとることが出来なかったんですけどね。

そうなんですか?それをどうやって克服されたのでしょうか?

色々しましたよ。他にも理由があるのですが、名前を変えたりもしました。私の本名はとても日本人的な名前なんですが、道教の教えの「taoイズム」に従って、Shin-TAOという名前に改名しました。名前を変えて一種の束縛から解放された様な感じでとても楽になりましたよ。

先生の思われるハワイの良いところについて教えて下さい。

先ず環境ですね。こじんまりとしているのに海や山が美しくて、自然と街が共存している。こんな場所は世界でも少ないと思います。 この穏やかな雰囲気の中でロミロミというのは生まれ、今も受け継がれているんですよ。教えの中に「Ho’o pono pono=ホオポノポノ」というものがあります。これは「間違ったものを直す」という考えで、マインドクレンジングのことです。

マインドクレンジングですか?何か特別な施術ですか?

マインドクレンジングですか

色々な方法がありますが、自分がするのは「海に三回、自分をつけて感情、心をクリーンにする」というものなんですよ。 先ず一回目は「自分を許す」 二回目は「他を許す」 三回目は「全てを許す」 これを一日だけではなく、継続して行い、習慣にすることが大切です。僕もこれはずっと続けています。 「自分を許す」というのは自分の過ちや失敗を許す。「他を許す」というのは他人を許すことです。そして「全てを許す」というのは、天気や交通事情、自分を取り巻く全てのものを許すことです。何か腹が立つことがあっても、怒ったところで何も生まれません。同じ時間を過ごすのならイライラ怒って過ごすより、穏かに過ごす方が自分のためにもなります。 そうでなくては人をいたわったり、癒すことが出来ませんから。

でも頭では分かっていても、実践するのはなかなか難しいですね。

そうですね。本当に難しいことです。そう簡単に出来ることではないと思いますが、心がけというのは大切ですよ。例えば自分が必要なものが半分しかなかったとする。それを「半分しかない」と思うか「半分もある!」と思うかで、その後の行動や結果は大きく変わってきますから。ぜひそういった気持ちで毎日を過ごしてみて下さい。ハワイは本人が心を開いて受け入れた時に更に輝く場所ですから、もっとハワイでの生活が素晴らしいものになると思います。

ハワイに来て勉強したい、仕事をしたいと考えている方にアドバイスをお願いします

アドバイスをお願いします

よく日本から「授業は難しいですか?英語は大変ですか?」という問い合わせが来るんですが「がんばるのが嫌で英語の勉強もする気がないなら来ないで下さい。」といつも答えています。厳しい様ですが楽して身につくことは何もないです。苦労を惜しまず、やる気をもって何事にもチャレンジすることが必要です。そうしないとただハワイにいるだけの日本人になってしまいます。それなら観光で十分でしょうから。 それからもし何かを学んで得たら、それを今度は周りに還して下さい。私も昔は学ぶことが好きで次々、色々なことに挑戦していた時期があったんですよ。そんな時、知り合いのイギリス人に「Shinはいつもたくさんのことを勉強しているけど、一体いつになったらそれを還元するの?」と聞かれて、ハッとしました。それから吸収するだけするのではなく、それを必ず社会に還元しようと行動する様になりました。そのアドバイスをしてもらったことに、今も本当に感謝しています。

素晴らしいですね。では先生の今後の目標をお聞かせ下さい。

ハワイでのビジネスを充実させることはもちろんですが、世界中から健康、美容のエキスパートが集まり、人の心、魂などの究極のケアを追及した「Malama Hawaii=マラマ ハワイ」という組織を立ち上げていて、そちらでの活動にも力を入れたいと思っています。「Ho’o Malama=ホオ マラマ 」とはハワイに古くから伝わる、優しさの心構えのことで、ケアをする、お世話する、面倒をみるとう意味があります。
この「Ho’o Malama=ホオ マラマ 」をハワイ、日本、バリ、インド、カンボジアで正しく教授していくことが大きな目標です。まだ経済的に厳しいバリ、インド、カンボジアでは無料でマッサージ治療などの授業を行い、ただしコースを修了した者は必ず後輩達にその技術を教えるといったスカラーシップ制度を設けるつもりです。そうやって学んだことを還元していって、医療や生活レベルがどんどん良い方向に向かえば最高だと思っています。

お話を聞いている内に思わず涙がポロポロとこぼれてしまうくらい、感動・感激の連続のインタビューでした。お言葉一つ一つに重みがあり、先生の存在自体が既に「癒し」であると言っても過言ではありません。今後も先生のご活動を応援させて頂きたいと思います。今日は本当にありがとうございました!

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