海外社長インタビュー INTERVIEW WITH PRESIDENT
SILVER STER オーナー HITOSHI OKADA さん
お母さんがアメリカ人のためアメリカ国籍を持つ幸二さん。生まれも育ちも日本ですが、高校卒業後お母さんの故郷であるマウイ島へ行くことを決意。マウイ島で日本のデパートで2年間働いた後、美容学校へ通うためにホノルルへ移住。現在千葉県に5店舗持つ美容院K's Hairホノルル店の店長。
ハワイへ留学されたきっかけを教えてください。
将来、貿易会社で働きたいと思っていました。その為には英語の勉強が必要なので、日本の外国語大学のハワイ校に留学することにました。でも、日本の大学ということで、生徒は日本人ばかり。このままではまずいと思い、半年くらいで中退してしまいました。その後、ハワイのローカル大学に入学するため語学学校へ通い、無事ハワイ大学に入学することができました。
ハワイで働き始めた頃のお話を聞かせてください。
自分を主張するという事が日本人の僕には大変でした。僕はアパレルショップで働いていたのですが、トップセールスは大半が日本人なんです。でも、殆どの人がマネージャークラスにはいかず、セールス職だけで終わってしまう。それはなぜかというと、実績はもちろん大事だけど、アメリカ人は「私はこれだけ売りました。マネージャーになりたい。」というように、しっかりと主張するんです。でも、日本人は「黙っていても自分の仕事を見てくれている。」という考えで何も言いません。自分の後に入ってきた人がどんどん上にいくのって、悔しいじゃないですか。だから僕はしっかりと主張しました。
SILVER STARをオープンしたきっかけを教えてください。
実家がたまたま服屋さんということもあって、洋服は昔から好きだったんです。その影響で、ファッションデザイン課で勉強し、アパレル関係で16年働きました。 他とは違うお店、アメリカで流行っている最新のカジュアル服を提供するというモットーのセレクトショップを作りたいという思いで独立しました。
自分のお店を持って、大変だった事はどんなことですか。
やっぱり人材の管理が一番難しいですね。いい人材を見つけるのも大変だし、人を育てていく事も簡単な事ではないですね。
HITOSHIさんが求める人材とはどういう人ですか。
接客業ですから、しっかりとした接客対応ができる人です。日本から来られるお客様は、日本と同等のサービスを求めます。日本と比べても恥ずかしくない、日本語能力と接客技術を求めます。
あとは自分の与えられたポジションに対してしっかりと仕事ができる人。当然のことですが、マネージャーならお店の管理、セールスマンならセールスを、在庫管理であればパソコンスキルを。
自分の仕事に対して責任を持って取り組んで欲しいです。
HITOSHIさんの今後の目標を教えてください。
今はカジュアル服だけを扱っているんですが、この先はフォーマルな服も取り入れて、カジュアルからスーツまで扱うお店にしたいですね。
今は一店舗だけど、この先店舗数も増やして、最終的には、ハワイ・LA・東京の三つを拠点に店舗を広げていきたいです。
HITOSHIさん、たくさんのお話し本当にありがとうございました!
Silver Star
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