海外社長インタビュー INTERVIEW WITH PRESIDENT
JIMBO オーナー 元島 直紀さん
日本で明治大学卒業後渡米。1981年からロサンゼルスに約10年間住み、一旦日本に帰国し、うどんの修行を積み、1991年にハワイに移住。ハワイで一年間日本食を勉強した後に念願のうどん屋さんをオープン。
日本の観光雑誌でも紹介されている有名店。毎日、ランチ・ディナー共にローカルのお客さんでいっぱいの人気店『JIMBO』
元島さんがアメリカに来られたきっかけを教えて下さい。
元々、ずっとアメリカに行きたいと思っていたんですけど、大学生の時に、ロサンゼルスで仕事をしている知り合いの話をきいて、「なんだ。意外と簡単にアメリカに行けるんだな。」と思って、簡単に渡米を決めました。渡米したのが1981年。最初はロサンゼルスへ行き、ウェイターや、掃除、バーテンダー、セールスマン、、、あらゆる仕事をやって6年間生活しました。
元島さんがうどん屋をしようと思ったきっかけを教えて下さい。
アメリカに来て6年後が経った頃、一度日本に帰ることに決めました。そこで「日本人として、自分がアメリカで勝負できるものは何だろう。」と考えて、「高校の時に京都で食べたてんぷらうどんがうまかったなー。」とふとその時に思い出して、「よし!うどん屋をしよう!」と決めました。思い立ってすぐに日本のうどん屋に修行に行きましたよ。修行した期間は一年未満でしたけど、その間に三年分の修行を積みましたね。うどん屋をやると決めたのは正直勢いです。ただ、「絶対成功できる」とそれを信じて疑わなかったので全く不安は無かったです。
なぜロサンゼルスではなくハワイにされたのですか?
ロサンゼルスに住んでいるときはエアーポリューションがひどくて、僕にとっては住みにくい環境だったんです。次回は気候がいいところに行こうと思ってて、思いついたのがハワイでした。ハワイを選んだのも、これまたインスピレーションです。よし!日系人の多いハワイで皆の好きなうどん屋をしよう!と決めてから、最初は日本食レストランで日本食の修行をしながらいい物件を探していました。お金を親戚から借りて、一年くらい経った頃に今の場所を見つけて JIMBOをオープンしました。
JIMBOをオープンして大変だったことはありますか。
それがないんですよ。あまりにもスムーズで、自分でも驚いたくらい。何か苦労話を言わなきゃいけないんだろうけど、ほんとに何も出てこない。 うどんを通じて、皆に愛を!」というモットーで作ったJIMBOは大成功でしたね。
今思うと、「おいしいものを作るという熱意」「必ず成功するんだという信念」「情熱」が成功の秘訣だったと思います。
ありがとうございます。最後にハワイで仕事を探している方にメッセージをお願いします。
ハワイはずばり給料が安いです。それなのに物価が高いので生活していくのは大変だという事を知ってください。そして、ハワイはマーケットが小さいので、もし仕事で大きな目標があるならロサンゼルスのような都会で、競争が激しいところへ行くことを薦めます。とにかく、自分が好きなこと、やりたいことを楽しくやってほしいと思います!
元島さん、楽しいお話し本当にありがとうございました!
JIMBO
1936 S.King ST #103 Honolulu HI 96826
808-947-2211
Lunch 11:00AM〜14:50
Dinner 17:00PM〜21:50PM Open7 days