海外社長インタビュー INTERVIEW WITH PRESIDENT
KY Corporation 山田成人社長
アメリカの高校を卒業。 日本の大学卒業後、某大手旅行会社に就職。日本で6年間勤務した後、ハワイ支店に移動。支店長として8年間勤務。 1995年に起業し、1998年10月に店舗「Belle Vie」をオープンする。
目的意識を持つ事が、海外就職には不可欠。
まずは山田社長が起業されるまでの経緯をお聞かせください
ハワイに駐在スタッフとして8年間滞在し、そこでハワイが好きになったことがきっかけです。帰国要請があった際にハワイに残るために会社を辞めて、ここで起業することを決意しました。その年に(1995年)起業し、現在の店舗をオープンさせたのは98年です。翌99年にはオンラインでの商品販売も開始しました。定期的にカタログを作成し、お客様にお送りすることもしています。弊社では、対日本人にビジネスを行っている事から、お客様も日本人の方が多く、日本のレベルでのサービスを目指しているので、特に日・米のビジネスの違いを感じる事は少ないです。
なぜ、美容という選択をされたのでしょうか?
お客様を綺麗にし、笑顔と感動を与えられる仕事であるからです。厳選した品揃え、オリジナル商品などを扱い、お客様からお喜びの声を聞けることが、大変嬉しいです。
ですので、スタッフには、お客様に喜んでいただくため、常に感じの良い接客を心掛けるよう伝えています。
御社では、どのような人材を求めますか?
採用基準は多々ありますが、日本語がきちんと話せる人、日常英会話が可能な人。そしてサービス精神があり、目的意識をき ちんと持っているいる方です。オフィス勤務の場合は基本的なWord/Excelなどのコンピュータスキルも必要ですね。 審査の際はまず履歴書を見ます。きちんと履歴書が書かれているかどうか等、適当な感じを受けるような履歴書の場合その人自身もそんな感じ かと受け取ってしまいます。あとは、きちんと話せる人、志望動機が明確であるか、をチェックします。
弊社のスタッフは、J/E/Hなどのビザ所持者が多く、ハワイでも日本でも採用をしています。弊社のお客様は日本の方が多いのですが、電話 対応や、外部とのやり取りで英語を使うことがありますので、日常英会話程度は全員できます。
海外就職を希望する方にメッセージをいただけますか?
現在ハワイの日系会社の多くは人材不足で、就職のチャンスは大いにあります。 就職を実現するには、きちんと目的意識を持つこと、先に繋がるようなプランを立てて活動することです。会社選びは、ビザのことも考え、日 本でのキャリアに沿った職種を選ぶほうが有利だと思います。海外就職を目指す方には、是非、日本とアメリカのそれぞれ良い点を 発見し、多くのことを吸収して欲しいと思います。
ありがとうございます!最後に山田社長の将来についてお聞かせください。
お客様によりご満足いただけるように、どんどんと新しいサービスを充実させていきたいです。昨年から自社製造工場も稼働し始めていますので、より感動して頂ける商品の開発も同時にどんどん進めていきたいです。近い将来、日本で展開をしていければと考えています。